健康 / クリニカルフットケア|Glanz

巻き爪とは、深爪や不適切な靴、外反母趾等により爪が曲がって丸くなる状態の事を言います。歩行時、足の親指には体重の数倍の力がかかり、この力に抵抗する役割が足の爪にはあります。深爪の状態だと、この力に抵抗できず指先の軟部組織が上方に盛り上がってしまい、巻き爪になってしまいます。また、ハイヒールや先端の窮屈な靴、サイズの合っていない靴が原因で爪が圧迫されてしまい、巻き爪となるケースもあります。深爪によって爪が曲がって丸くなり、軟部組織に刺さって炎症を起こす事で陥入爪となります。

皮膚のもっとも表面にある角質層が部分的に刺激を受ける事で、徐々に分厚くなり魚の目やタコになってしまいます。魚の目とタコはほとんど同じですが、魚の目には芯ができることで、内側に突き刺さり神経を刺激する事で痛みが発生します。靴や歩き方の癖が原因でできてしまう事がほとんどです。これによる違和感や痛みを放置すると、「痛みを回避する歩き方」が脳に記憶され、歩き方や体がそのように反応し、膝や腰の痛み、歪みの原因になる場合があるため注意が必要です。

「足の爪って何の役にたってるの？」
手の爪がないと物が掴めない、細かい作業ができないのと同じで、足の爪にも大切な役割があります。爪がないと踏ん張ることができず、膝や腰の痛みや変形にもつながります。
「膝や腰の痛みで整体に通っているがなかなかよくならない。」
このような方の中に、ご自分では気づかない足のトラブルがあるのかもしれません。足、足爪のケアは、下肢の筋力が衰えた高齢者にとっても非常に重要です。なぜならこれが原因で転倒し、骨折⇒寝たきりになる場合も少なくないからです。Glanzでは高齢者施設や在宅へも出張フットケアを行っております。お気軽にお問合せ下さい。